なんと、今年に入ってから読む本三冊連続で湊かなえ(笑)

今回は、こちらも家にある湊かなえさんの未読の本で「カケラ」を読みました。

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題名    カケラ
作者    湊かなえ
出版社    集英社

この小説のテーマは、「ルッキズム(外見至上主義)」とまさに日本の現代社会にハマる内容だと感じました。
「太っていると可愛くない、細いと可愛い」だったり、「二重は可愛い、一重は可愛くない」など気づけば外見のちょっとしたことで可愛いか可愛くないかそんなことが決められる狭い世界だからこそ、読んでいてハッとすることもたくさんな短編連続小説です。

【読みどころ】
この小説内のキーパーソンの1人でもある主人公の橘久乃の太った同級生の名前が「横網(よこあみ)八重子」と横網が「横綱(よこづな)」にぱっと見見える苗字にしているなどユーモアあります笑

【感想】⚠️ネタバレ注意です💦
信号が一箇所しかないようなど田舎に生まれ育ち街中、そしてミスコンにも出たほどの超美人美容整形外科医の橘久乃の元に昔はガリガリに細かった同級生志保から「痩せたい」と相談に来たことを機に、当時太っていた同級生の横網八重子を思い出す。
そして、その横網八重子の娘の有羽(ゆう)が自殺をしたという情報が出たことを機に久乃が八重子や有羽の知り合いから有羽の自殺の真相を聞き出すという小説です!
小説の各章が久乃と有羽の自殺に関わる人との2人での対談方式で書かれているので最初は読みづらかったですがどんどん読み進めるにあたって、人々の食い違う証言に釘付けになります!
そして、八重子と有羽の親子関係や有羽を追い詰めたものにも注目です。
私的には、有羽の「太っていることが幸せ」という言葉が刺さり忘れられません。
私自身、コンプレックスはすごく多いですが改めてこの物語を読んで自分のコンプレックスも受け入れていきたいし人のことを見た目で判断したくないと思いました!